【簡単】観葉植物を個性的な形にしたい!曲げ木を行う際に注意したい3つのポイントとその方法!

ゴムの木 観葉植物

園芸店の植物は曲線を描き個性的な形をしているものが多く販売されています。
園芸店では曲げ木のノウハウがあるためキレイに形を作っているように思いますが、実はご自宅でも簡単に行うことができます。

この記事では、僕が育てているゴムの木を参考に観葉植物の曲げ方をご紹介します。

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曲げる前に注意したい3つのポイント

曲げ木を行う際に注意したいポイントは大きく3つあります。
このポイントに気をつけることで植物を安全に曲げることができます。

幹が固くなる前に行う

硬質化した幹
硬質化した幹

幹は古くなればなるほど固くなり曲げにくくなります。
また太くなってしまった幹も曲げにくいので曲げ木を行うのであれば難易度が上がりますので注意が必要です。

柔らかい幹
伸びて間もない幹は柔らかく曲げやすい

比較的新しい幹は曲げやすいので特に問題はありません。
曲げ木を行うのであれば幹が柔らかい間が簡単でオススメです。

曲げすぎない

幹や枝はもちろん曲げすぎると折れてしまいます。
ミシミシと音がし出したら折れる一歩手前です。
できればミシミシと音が鳴る直前で曲げることをやめた方がいいでしょう。

またウンベラータのようなゴムの木は曲げすぎると樹液が滲み出てきます。
この樹液も折れる直前のサインになりますので見逃さないようにしてください。

水を切っておく

水を与えた直後は水分をしっかり含んでいるため曲がりやすいですが、反面折れやすくなっています。
そのため、水やりの直前くらいに曲げ木を行うことをオススメします。

曲げ木をする時期

曲げ木をする時期は、基本的にどの季節でも構いません。
僕は休眠期である冬に行うことが多いです。
休眠期に行ったからといって株が弱ったり、枯れたりしたことはありません。

最適な時期

最適な時期は5月〜7月です。
前述した通り基本的にどの季節に曲げ木を行っても問題ありませんが、生育期は植物が元気な時期ですので体調に影響を与えることも少ないです。

体調の立て直しがしやすい時期でもあるので曲げ木を行うのは5月〜7月の初夏にすることがオススメです。

用意するもの

今回のS字に曲げる方法であれば必要なものはふたつだけです。
いずれも100円均一で手に入るものです。

麻紐

麻紐は曲げた幹と枝を固定するために使用します。
他にも針金(ワイヤー)を使用した方法がありますが、初心者には少し難しいでしょう。
僕が初めて曲げ木を行った際に針金を使用しましたが、幹を曲げることと針金を曲げるためにかなりの力が必要でした。
そのため女性には難しくオススメできません。

剪定ばさみ

曲げ木を行うと葉が重なるようにぶつかってしまい見た目が悪くなります。
そのため簡単に剪定を行う方がいいでしょう。
事前に切っておくこともいいですが、僕は曲げてから全体のバランスを見て剪定しています。

S字に曲げる手順はふたつだけ

ここからは実際にフィカス・メラニー(ゴムの木)を曲げていきます。
手順はたったのふたつだけ。
慣れてきたら約10分くらいで終わるはずです。

麻紐を幹の下部にくくりつける

麻紐をくくりつけた幹

土台となる幹に麻紐をくくりつけましょう。
その際は2重にしてくくりつけることをオススメします。
2重にしない場合は途中で切れてしまったり、固定した後に切れてバネのように植物が跳ね返る場合があるので注意が必要です。
基本的に麻紐は2重にするようにしましょう。

麻紐を枝の上部に引っ掛ける(くくりつける)

麻紐を引っ掛けた幹

次は大きく弧を描くように幹を曲げていきます。
この時完成した形をイメージすることが大事です。
しっかり曲げた後は、幹の先に麻紐を引っ掛けてずれるようなことがなければ曲げ木は完了です。

曲げた後の注意点

曲げ木を行うことで枯れたりすることはほとんどありませんが、株自体にダメージとストレスを与えています。
僕はいつも曲げ木を行った後には活力剤を与えるようにしています。

活力剤は、植物のサプリメントと呼ばれており体調を整えるのに適しています。
個人的なオススメはメネデールという活力剤で比較的安価で手に入れることができます。
水やりの度にメネデールを与えることもできますので是非ご活用ください。

固定しておく期間

しっかり固定したいのであれば3ヶ月固定しておきましょう。
そこまで時間をかけることができない!という人は、1ヶ月で十分です。

曲げ木をした後はどういう形になる?

基本的に植物は太陽に向かって枝葉を伸ばすため上へ上へと伸びていきます。
そのため、曲げた後の幹は上に伸びていきます。

折れてしまった場合の対処方法

折れてしまった場合でも心配する必要はありません。
ゴムの木であれば折れたところの下の辺りから新芽を展開し生長するからです。

また折れて取れてしまった方は水に挿しておくと新しく根を出します。
この方法を水差しと言いますが、株を増やす方法の一つです。
折れてしまったらもったいないので株を増やすようにすることをオススメします。

曲げ木をした植物

フィカス・ウンベラータ

フィカス・ウンベラータ

ウンベラータは1年で約30cmも幹の高さを伸ばすことがあります。
そのため曲げ木をするにはもってこいです。
僕の育てているウンベラータは3方向に枝を伸ばしていますが、それぞれ円を描くように曲げています。

ビカクシダ

ちなみに中央には苔玉を使ったビカクシダを引っ掛けています。
木に着生して生長するビカクシダをイメージして引っ掛けていますが、ウンベラータの葉の間から差し込む光を受けてすくすく生長中です。

フィカス・メラニー

フィカス・メラニー

フィカス・メラニーは、ゴムの木の一種です。
現在弓状の形にするために曲げ木を行っています。
あと2週もすれば紐を解く予定です。

エバーフレッシュ

エバーフレッシュ

エバーフレッシュは僕の大好きな観葉植物です!
こちらはS字に曲げて形を仕立てています。
曲げ木を行った期間は約2週間程度で緩いS字を描いています。

至るところから新芽を展開し、葉を茂らせていますが少し剪定が必要かもしれませんね。
個人的にはいい感じの形になったと思っています。

まとめ

この記事では、観葉植物の曲木についてご紹介させていただきました。
観葉植物はインテリアとしても家の中を素敵に飾り付けてくれるアイテムでもあります。
ぜひ曲げ木をしてかっこいい形に仕上げてください!

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