観葉植物に毎日葉水をするのが面倒な人におすすめしたい冷風扇の活用方法

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観葉植物を育てる際、葉に霧吹きで水を与える「葉水」は湿度を保ち、葉を清潔に保つために重要なケアの一つです。ですが毎日の葉水ってちょっと面倒くさくないですか?

そんな人におすすめな冷風扇を使って葉水の作業をスキップしましょう!これ結構便利です。今回は、冷風扇を活用した観葉植物の葉水の仕方について詳しくご紹介します。

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葉水とは?

観葉植物やその他の植物の葉に霧吹きで水をかける方法です。毎日1回行うことで葉に潤いを与え美しく保つことができます。

葉水のメリット

湿度の維持

葉水をすることで植物の周囲の湿度が上がり、特に乾燥しがちな室内環境での植物の生育を助けます。これは乾燥を嫌う観葉植物にとって重要です。

ほこりや汚れの除去

葉に付着したほこりや汚れを取り除き、光合成の効率を高めます。清潔な葉は植物の健康を維持する上で重要です。

病害虫の予防

葉水によって湿度を上げることで、ハダニやカイガラムシなどの乾燥を好む害虫の発生を抑えることができます。また、葉の表面に付いたカビや病原菌を洗い流す効果もあります。

葉がきれいになる

定期的な葉水は、葉の表面の清潔さを保ち、自然な光沢を引き出します。これにより植物がより健康的で美しい見た目になります。

冷風扇とは?

冷風扇は、水を蒸発させて風を冷たくし、部屋を涼しくするいわゆる扇風機です。エアコンとは異なり、冷媒ガスを使用せず、環境に優しいのが特徴です。また、加湿効果もあるため、観葉植物にとって理想的な環境を提供できます。

冷風扇で葉水を行うメリット

安定した湿度の供給

冷風扇は室内の湿度を一定に保つのに役立ちます。観葉植物は40〜60%の湿度を好む品種が多く、冷風扇を使用することで葉水を手動で行う手間を省くことができます。

気化熱による温度の低下

冷風扇は水が蒸発時に熱を奪って空気中の温度を下げる仕組みを利用しています。夏場に利用する機会が多いと思いますが、クーラーのような冷房と合わせて冷風扇を利用すると乾燥せず植物も潤いつつ、室内も快適な温度に保たれるという効果があります。

実は冬の乾燥する季節に効果的

冷風扇は基本的に夏利用するものというイメージですが、暖房で室内が乾燥する季節こそ冷風扇は効果的です。乾燥しがちで葉がパリパリになりそうな冬こそ冷風扇を利用しましょう!

冷風扇の設置と使用方法

配置場所の選定

冷風扇は植物の近くに配置するのが理想です。直接風が当たると葉が痛む可能性があるため、風が柔らかく当たるように調整します。また、風の方向を一定にしないことで、植物全体に均等な湿度を行き渡らせることができます。

水タンクの管理

冷風扇の水タンクには、清潔な水を使用してください。水の交換は定期的に行い、タンク内の清掃も怠らないようにしましょう。これにより、カビや細菌の発生を防ぎ、植物と自分自身の健康を守ることができます。

冷却効果の利用

夏場の高温時には冷風扇の冷却効果が植物にとってもプラスになります。温度を下げることで、植物の蒸散を抑え、より安定した湿度環境を維持できます。

注意点

冷風扇で使用するのは1日タンク1回分のみ

冷風扇は1日に1回タンクが空になる程度にしておきましょう。常に水を与えている状況だと過湿状態になりカビや病気、最悪根腐れになる可能性があります。

種類による湿度の違い

観葉植物の種類によっては高湿度を好むものもあれば、乾燥に強いものもあります。冷風扇を使用する際は、各植物の特性を理解し、適切な湿度管理を行うことが重要です。

高湿度を好む品種

モンステラ

モンステラは熱帯雨林の下層に生育するため、高湿度を好みます。乾燥すると葉に切れ込みが入らなくなることがあります。

カラテア

カラテアは色鮮やかな葉を持ち、高湿度を好む植物です。乾燥に弱く、葉が乾燥すると葉先が茶色くなることがあります。

ポトス

強健な観葉植物として人気のポトスも高湿度を好みます。乾燥に比較的強いですが、湿度が高い方が葉がしっかりと育ちます。

乾燥を好む品種

多肉植物全般

多肉植物はその肉厚な葉の中に多くの水分を蓄えています。そのためそこまで湿度の高い環境を好みません。

アガベ

アガベは乾燥に非常に強い植物で、砂漠地帯に自生しています。長期間の乾燥にも耐えることができます。

サンスベリア(トラノオ)

サンスベリアは乾燥に強く、水やりを少なめにすることが推奨される植物です。特に空気中の湿度が低くても問題なく育ちます。

夜間の使用

夜間は気温が下がり、湿度が高くなりやすい時間帯です。そのため、冷風扇の使用を控えるか、弱い風風のみで利用することをおすすめします。

電気代の節約

冷風扇はエアコンに比べて電力消費が少ないとはいえ、長時間の使用は電気代の増加につながります。必要に応じて使用し、過剰な使用を避けるようにしましょう。

実際に使っている環境

室内環境

僕は寝室に植物を置いています。上からは植物育成ライトを使用して育てています。その約1m程度離れたところから冷風扇を利用しています。葉水の代わりに利用してみようと思ってから夏も冬も関係なく利用しています。

利用している冷風扇

僕はTEKNOS(テクノス)の冷風扇を楽天市場で購入しました。比較的に安価でした。

室内で利用している植物育成ライトとその周辺機器

実は探すのが面倒な育成ライト界隈。全部一気にご紹介します。

アマテラス 10w

有名な植物育成ライトですね。基本的にセールにならないので楽天市場で購入してしっかりポイントもらいましょう。棚の高く、ライトから植物までの距離が近くなるので10ワットを購入しました。

ダクトレール(30cm)

棚に合わせて調べた上で最も短いダクトレールを購入しました。

ライティングレールソケット

なるべくゼロ距離で利用できるように最も短いソケットを購入しました。

まとめ

冷風扇は観葉植物のケアをラクにする便利なアイテムだと思っています。特に葉水を面倒に感じる方には、冷風扇を使った加湿方法が大いに役立つでしょう。適切に配置し、風の強さや使用時間を調整することで、植物に最適な環境を提供できます。また、定期的なメンテナンスと水の管理を忘れずに行い、健康な植物を育ててください。

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