ゴムの木という名前を聞いたことありますか?とても育てやすくて元気に育つ人気の種類の観葉植物です!その中でも個人的におすすめしたいゴムの木を7つご紹介します!ぜひ最後まで読んでいただければと嬉しいです。
ゴムの木ってなに?
そもそもゴムの木はなぜゴムの木と呼ばれるのでしょうか?実はその名前の通りゴムの原料になるからそのように呼ばれています。粘り気のある白い樹液から天然ゴムが作られます。
ゴムの木は、クワ科フィカス属に分類される植物です。観葉植物が売っている園芸店に行くと「フィカス」という言葉で並べられています。フィカス○○みたいな感じの植物は今回ご紹介する「ゴムの木」に仲間であり種類となります。
白い樹液に注意!
前述した通り、ゴムの木は粘り気のある白い樹液が出ます。これに触るとラテックスアレルギーを持っている人は痒くなったり、かぶれたりするので要注意です。しかし、普通に育てている分には樹液が流れ出たりすることはなく、力強い枝を伸ばします。
折ったり剪定しなければ樹液が流れ出ることはないのでそこまで心配する必要はありません。
お手入れする際は手袋をするなど対策を取ることをおすすめします。
ゴムの木の基本的な育て方
ゴムの木は非常に育てやすい植物です。適度な耐陰性があるため室内で育てるのに向いていますし、耐寒性があるため寒い冬も越しやすいです。よっぽどほったらかしにしない限りは枯れることはないでしょう。
ここからはゴムの木の育て方について説明します。
大事な3要素 水、光、風
観葉植物には大事な要素が3つあります。
それが水、光、風です。
水と光(太陽光)はイメージが湧くのではないでしょうか?実はもう一つ大事なものが風です。風も含めてゴムの木の育て方についてご紹介します。
水やり
ゴムの木だけにあらず観葉植物の基本的な水のあげ方は、土が乾いたらしっかり水をあげる。これだけです。湿度や根の張り方によって土の乾くスピードは変わってきます。ですので、一概にこの期間に一度水をあげるということはありません。
水切れを確認するためのアイテムも売っています。とても便利でこれがあれば正直水切れを起こすことはほとんどなくなるでしょう。ですのでひとつ買っておくのもいいかもしれません。
個人的に水をあげるタイミングというのは、ズボッと土に指を差し込んで第一関節くらいまで乾いていたらあげるタイミング。このように考えています。
これでゴムの木を枯らしたことはないのでほぼ正解の育て方と言っても良いと思います。
枯らす原因
観葉植物やゴムの木を枯らす原因の1位は実は水のあげすぎです。可愛がろうとするあまりに水を頻繁にあげることは逆効果です。水のあげすぎでおきるのが根腐れという現象です。根っこが水のあげすぎによって腐って成長しない、最悪枯れてしまうことになります。
適度な水が大事です。水のあげすぎには注意しましょう。
土選び
水捌けの良い土を選びましょう。安いからと言って100円均一で売っているような土はべちゃっとしていて水捌けが悪いのでおすすめできません。土と言っても数百円単位なのでそこまで極端に安いものは選ばなくても高価なお買い物ではありません。元気に育てるのであれば良い土を選びましょう。
風
実は風は非常に重要になってきます。自然の中で植物は風を受けて生きてますよね?観葉植物も実は酸素を必要としています。また土を乾燥させるための風も欲してます。そのため室内管理の場合はサーキュレーターが必要です。
私はほぼ24時間サーキュレーターを回しています。室内に約30種の観葉植物があるので全体に行き渡るように首を降りながらサーキュレーターを使用しています。室内管理をする場合はぜひ購入をお考えください。
生育期
ゴムの木の生育期は暖かくなる3月から9月と言われています。主に春から秋の始めくらいまでは元気に成長してくれます。もちろん地域によって温度差があるので10月くらいまで成長を続けることもあります。観葉植物を買うとこの時期が一番楽しくなります。
肥料(液肥)
元気に育てるための肥料も大事です。色んな種類がありますが、個人的なおすすめは液肥です。水で薄めて2週間に1度のペースで植物に与えます。肥料のあるなしでは成長の仕方に差が出るので太く大きく育てたい人は液肥をあげることをおすすめします。
日当たり
ゴムの木は基本的に日当たりが大好きな植物です。しっかり太陽に当てることが大事です。しかし太陽の当てすぎは葉焼けに繋がります。簡単な判断基準として窓際のレースのカーテン越しの日ざしがおすすめです。
全ての植物に当てはまるわけではありませんが、これで元気に育ちます。日に当てないと徒長(とちょう)という間伸びした植物になってしまいます。この現象は日当たりが弱く成長不良になっている状態です。ゴムの木には適度な日の光を当てるようにしましょう。
剪定
剪定は暖かい季節に行いましょう。寒い冬を迎える直前に剪定を行うとダメージが残ってしまい元気が亡くなってしまう恐れがあります。基本的には8月前後には剪定を終えるようにしたほうが無難です。
また太い枝の剪定を行なった際には薬を塗ってあげたほうがいいです。傷口から雑菌やバイ菌が入り最悪枯れる可能性があります。
植え替え
ゴムの木の植え替えも剪定と同じく暖かい季節にしましょう。なぜかと言うと根が土に馴染まず成長が止まってしまう恐れがあるためです。実はかなり大事なことで寒い季節直前に行うのは結構危険です。
寒い季節になると園芸店の植え替えサービスなども休止したりします。植え替えは必ず暖かい季節にするようにしましょう。
冬の育て方
ゴムの木にとって冬は休眠期になります。暖かい春を迎えるまで成長はお預けです。しかし管理はしっかりしないといけません。むしろ冬こそ温度管理に注意です。基本的にゴムの木は10℃くらいまでの寒さに耐えることができます。
そのため室内管理はもちろん、寒い日や底冷えするような家では暖房が必要になってきます。またゴムの木だけにあらず観葉植物は暖房の風が苦手です。乾燥して葉の元気がなくなってしまいます。ゴムの木の葉っぱには直接暖房の風が当たらないように気をつけましょう。
おすすめのゴムの木(フィカス)6種類!
さてここからはおすすめゴムの木をご紹介します!個人的には葉の色が鮮やかな種類が好きです。少し流通数が少なく珍しいレアなゴムの木もご紹介します!
フィカス・アルテシマ
ゴムの木の王道かつ本命です。フィカス・アルテシマ(アルテシーマ)は明るいグリーンの斑入りの葉が特徴です。大ぶりの葉に鮮やかな模様はインテリアグリーンとして存在感が出ます。比較的入手しやすくホームセンターでも手に入りやすい品種です。
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大きめのゴムの木を購入するには大変なので通販サイトがおすすめです。
特に最初から可愛い鉢に植え付けてくれるAND PLANTS(アンドプランツ)はおすすめ!
状態もよく発送も丁寧なので安心して購入できるでしょう。
フィカス・メラニー
フィカス・メラニーは流通量が少なめの品種になります。比較的レアなゴムの木、と言ってもいいでしょう。私はたまたま見つけてレアということもわからずに購入しました。というのも葉色が他の種類と違い濃い紫が入ったような色になっています。
ほぼ一目惚れで選びました。シックな印象なので落ち着いたような雰囲気のインテリアには馴染むのではないでしょうか。
フィカス・ベンジャミンバロック
こちらもおすすめベンジャミンバロックです。くるくるとカールした葉がかわいいゴムの木です。レア度はちょっと弱めかもしれませんが見た目がかわいいので結構売り切れることが多い品種です。カールをしている葉っぱが特徴ですが、しっかりした葉はやはりゴムの木なんだと感じさせる強い品種です。
フィカス・プミラ
プミラは小さい葉が特徴のハンギングに向いたゴムの木です。他とは違いかなり小さいため知らなければゴムの木とは思わないでしょう。プミラにも斑入りのタイプがあるのですがこちらがまた特徴的でかわいいです!
斑入りの植物は一枚一枚葉の表情が違うので育てる楽しみもあります。もちろんプミラもゴムの木の一種ですので剪定した時の白い樹液には気をつけてください。
フィカス・ジン
フィカスの中で一番好きかもしれません。こちらも流通量は少なめのレアなゴムの木です。斑入りの涼しげな印象を与えるビジュアルです。斑入りの葉はその一枚一枚が別の表情を見せてくれることが育てる楽しみの一つです。
なんとなくですが、成長速度は少し遅めの印象。その爽やかな葉の印象と合わせて鮮やかな色の鉢を選ぶとかわいいんじゃないでしょうか。ジンは園芸店でほとんど見つからないんじゃないでしょうか?見つけたら即購入をおすすめしますが、自分の足で探すよりかはネットで通販をしたほうが良いと思います。
フィカス・ガジュマル
ガジュマルってゴムの木なの?という声が聞こえてきそうですが、れっきとしたゴムの木です。沖縄では「ウチムナー」と呼ばれ精霊が宿る木と言われています。沖永良部島には日本で大きなガジュマルがあることが有名ですが、相当生命力の強い木でその幹を太くプクッと膨らませた形が特徴となっています。
鉢から逃げ出すような形をしたユニークなフォルムをしたガジュマルもあります。
ひとつひとつ形が違うので自分に合った形を探すといいでしょう。
フィカス・ウンベラータ
フィカス・ウンベラータはゴムの木の王様だと思っています。なんと言ってもウンベラータの特徴はその大きな葉です。男性の手のひらよりも大きな葉はインテリアグリーンとして存在感抜群です!非常に育てやすく、また挿し木という増やしかたでもほぼ100%成功します。それだけ丈夫な木ですので初心者にとっても育てやすいんじゃないでしょうか。
まとめ
今回は個人的におすすめなゴムの木を7つ紹介させていただきました。
ゴムの木は本当に育てやすく家の中のシンボルツリーになるような存在感のある観葉植物です。
ぜひお気に入りのひとつを見つけてください!
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