観葉植物が枯れてしまう原因第一位は水やり!?正しい水やりの仕方を種類別にご紹介。

観葉植物の水やりの仕方 観葉植物

室内で育てる観葉植物は癒しを与えてくれる大事な存在です。ですが、知識がないまま育てると枯らしてしまうことが多いのも事実です。実は観葉植物を枯らしてしまう原因の第一位は水のやりすぎです。水を与えすぎることによって根が腐ってしまうことで枯れてしまうことが多いのです。そんなことにならないように、種類別に水やりの仕方や頻度をご紹介します。

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基本的な水やりの仕方

観葉植物は土が乾いたら鉢底から流れ出るくらい水を与えることが基本です。では、土が乾いたらというのはどのタイミングなのか?土の表面が乾いてから3日が大まかな目安になります。土の表面が乾いてもその中はまだ湿った状態です。ですので、大体土の表面が乾いてから3日と言われることが多いのです。

水のやりすぎは根腐れの原因になる

観葉植物の根腐れは、水やり方法が原因となることがあります。これは水を与えすぎることで根が黒くなり正しく機能せず、腐り出す状態のことを言います。正しい水やり方法と根の手入れのコツを知って、植物を守りましょう。

「一週間に一回」ではない

観葉植物の水やり頻度は、種類によって異なります。一週間に一回と決めつけると、植物にとって適切でないことも。温度や湿度、季節、部屋の向きなど育てる環境によって水やりの頻度は変わってきます。基本的には一週間に一回というようなタイミングで水やりをするのはやめましょう。

土を触ることが大事

個人的に一番の方法だと思っています。土を触って第一関節くらいまで指を入れます。その時に湿った感じがなく、指にあまり土が付かないくらいになってくると十分に乾いている状態と言えます。このタイミングでたっぷり水を与えると良いでしょう。

冬場の観葉植物の水やりはどうする?

一般的に春から秋にかけて生育期を迎える観葉植物は冬には断水期になります。完全に断水するわけではなく、約一ヶ月に一度くらいの頻度になります。この時には土の状態もですが、葉のしなり具合などで判断するのが良いでしょう。

種類別の水やりの仕方について

観葉植物の水やり
観葉植物の種類によっても水やりの仕方は変わります

ここではおおまかな観葉植物の水やりの仕方について説明します。これらは目安であって育てる環境によって変化しますのでご注意ください。

室内観葉植物

ゴムの木やパキラなどの一般的な室内観葉植物は、生育期には約一週間に一度のタイミングで水を与えるのが良いでしょう。特別水を吸い上げやすいタイプでもありません。

水を吸い上げるタイプの観葉植物

観葉植物の中には特に水を吸い上げるタイプの育成が旺盛なタイプもいます。エバーフレッシュやカラテアなどがそうで生育期には三日に一度くらいのペースで水を与える必要が出てきます。もちろん土の状態を見ながら水を与えるようにしてください。

ビカクシダ(コウモリラン)

ビカクシダは少し特別です。基本的には水枯れにも強く根も強いです。水苔管理の場合も土と同じようにしっかり乾いてからたっぷり水を与えます。生育期には約1週間に一度程度の水やりが目安になります。

多肉植物

エケベリアやハオルチアのような多肉植物は葉の中に水分を蓄えているためたくさんの水やりを必要としません。そのため見た目でも状態が分かりやすく、少ししおれてきたら水をあげるといいでしょう。

注意しないといけないのは春秋型と夏型

春秋型と夏型の違いは生育期です。水のやり方に違いが出てくるので気を付けるようにしてください。

春秋型

エケベリアやハオルチアは春と秋に生育期を迎えるタイプです。ですので生育期にはしっかり水を与えるようにしてください。主なタイミングは1週間〜2週間に一度が目安になりますが、下葉がしおれてきたら水を与えるようにしましょう。

夏型

サボテンやアロエ、アガベなどが夏型の多肉植物です。これらは夏に強くしっかり水分を蓄えるタイプのものが多いです。こちらも1週間〜2週間に一度が目安で、下葉がしおれてきたらたっぷり水を与えるようにしましょう。

断水期

春秋型はそれ以外の季節はほぼ断水で大丈夫です。また夏型も冬にはほぼ断水です。中途半端に水を与えると根腐れの原因になるので注意しましょう。

肥料について

観葉植物を育てるにあたり、大きく健康にするために肥料は欠かせないものです。ここでは観葉植物にとって必要な肥料をご紹介します。

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個人的に最もおすすめできる液体肥料は花工場です。チッソ、リンサン、カリのバランスが非常によく配合されています。YOUTUBEで見た映像からこの花工場を選ぶようにしましたが、効果の違いが凄かったのでこれ以外は使用していません。

活力剤

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メネデールは名前そのまま根に必要な栄養素をふんだんに含まれています。僕は植物の成長は根を育てることだと考えています。根がしっかりしていれば強く健康な植物に育ちます。

これは主に植物にとってサプリメントのようなもので液体肥料とはまた別に使用していいものです。2週に1度、もしくは月に1度くらいを目安にあげるようにしましょう。また植え替え時に与えるのも効果的です。ちなみにメネデールは冬にあげても大丈夫です。

根腐れさせない環境づくり

根腐れさせないためには土と鉢選びがとても重要です。共通して言えることは通気性が良いものを選ぶことです。ここではおすすめの土と鉢をご紹介します。

土選び

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PROTOLEAF(プロトリーフ)の室内向け観葉・多肉の土は少し粗めです。観葉植物は水が肝心じゃないの?と思う方も多いと思いますが、通気性がとても大事になってきます。水を与える時はしっかり与えて、乾かす時はしっかり乾かす。これを守らなければ植物は根を腐らせてしまいます。

プロトリーフの土は風と空気をしっかり取り込んでくれるので植物の根にとって快適な環境を作ることができます。またじめじめした環境が好きなコバエについても発生することがほとんどなくなりました。個人的には一番おすすめできる土です。

鉢選び

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プラ鉢と呼ばれるものになります。スリットポットとも呼ばれています。見た目はおしゃれではありませんが、植物にとって重要な空気の循環をしっかり作ってくれます。プラ鉢に入れてからおしゃれな鉢カバーに入れるのがおすすめです。

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観葉植物にとって必要な風を作るものです。扇風機と違ってまっすぐ風を届けます。人の体にはあまり向いていないですが、部屋の中の空気を循環させることに優れています。24時間体制で植物に当てるようにしてください。最近では3,000円以内で購入できるものもあるのでそこまで高価なものは買わなくてもいいかと思っています。

まとめ

植物にとって大事な水やりの仕方についてご紹介させていただきました。根腐れは観葉植物を育てる上で最も気をつけなくてはならないことです。正しい水やりの仕方を覚えて元気な植物を育てるようにしましょう!

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