アガベに茶色の斑点?屋外管理で起きる病気や虫の疑いと対処法

アガベ 観葉植物

梅雨が明けた現在真夏の7月。ベランダ管理をしているアガベ・ドラゴントゥースに異変が起きていました。僕が育てている上では初めての症状だったので記録としてこの記事で紹介します。

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ドラゴントゥースを育てている環境

キッチンワゴン

ドラゴントゥースは現在ベランダで育てています。遮光ネットを利用し約75%の日光をカットしています。また楽天市場で購入したキッチンラックで管理しており風当たりも良く日光環境も良さそうな感じです。

新芽に近い葉に水分で滲んだような跡

最初異変に気がついたのは葉の表面がうっすら滲んでいるような感じ。アガベは非常に強い品種なので特に気にしていませんでした。

約2週間で茶色の斑点が浮き出てくる

アガベ

葉の表面が滲んでいるような症状から進行し、茶色の斑点が出てきました。一番新しい中央の葉にも及んでいる感じです。いよいよ病気、もしくは害虫の可能性が出てきました。

大きく3つの原因を考える

アガベに異変が起きているのは明らかです。健康ではないということは何らかの原因があります。主に考えられる原因をひとつひとつ考えていきます。

葉焼けの疑い

時期的に梅雨が明けて30°を超える日が多くなってきた7月にこの症状が出てきました。僕が育てているドラゴントゥースは南向きのベランダ管理です。しかし遮光ネットをしているので葉焼けの心配は限りなく低いです。

ルクスメーター
ベランダの遮光ネット越しの環境。画面はわかりにくいですが、、、

試しにルクスメーターで計測してみましたが、約5万ルクス。アガベにとってはちょうどいい環境です。冬を越えて早い段階から屋外管理にし、遮光ネットも利用していたので葉焼けの可能性は低いと考えられます。そもそも見た目は葉焼けの症状ではありません。

虫の疑い

症状から予想するに葉の表面を食われている可能性を考えました。

カイガラムシの疑い?

見たところカイガラムシのような白い塊はありません。カイガラムシ自体は室内で管理しているフィカス・ウンベラータなどで見たことがあるので違う確信があります。となるともっと小さい虫の可能性があります。

アガベマイトの疑い?

アガベマイトとはダニの一種です。葉の一部に黒く細長いシミのような物が見られることがあるようです。僕が育てている株ではこの症状が出たことがないのでネットで見た症状から判断するにこれではなさそうです。

虫の可能性を潰すために薬剤を使用

アガベ

現在はっきりした原因はわかりませんが、害虫の可能性を潰すためにオルトランを使用しました。また窒息させるためになるべく深い容器で30分ほど水没させるようにしました。完璧に水没させることはできませんでしたがほとんどの害虫をこれで防ぐことができます。

病気の疑い

病気も虫からくるものが多いですが、カビが引き起こすものもあります。病気についても可能性を考えました。

炭疽病(たんそびょう)

炭疽病とは、野菜などでよく発生するカビの一種で糸状菌によって引き起こされる病気です。葉の表面に小さな茶色や黒色の斑点ができますが、今回のアガベの症状を見るからに近しい感じがします。症状が進行すると葉に穴が開いたり、最悪は全体が枯れることになります。

対処方法

炭疽病の対処法は、感染した部分の葉の除去です。なるべく早く除去をする必要があります。症状が出ている部分より少し上から切るようにします。

アガベの病気の進行を止められない場合の最終手段

葉焼け、虫、病気の対策の上で進行を止められない場合は、最終手段の胴切りがおすすめです。胴切りとは、テグスなどでアガベを切断する方法です。痛んだ葉の部分から少し下を切り離す必要があります。

胴切りをすることで葉の傷みの進行を止めることはできるでしょう。しかしその株はまた最初から育て直しです。胴切りを行うと子株がたくさん湧いてきます。そこから改めて育て直しになりますが、それはそれで楽しみでもあるのであまりネガティブにならず胴切りをしましょう。

アガベを安定して育てるのであれば室内

アガベを病害虫から守りながら育てるのは室内が一番です。しかし十分な光量を必要とするアガベを室内で育てる場合は環境づくりが大事です。アガベを室内で育てる方法については別の記事にまとめているので是非ご覧ください。

まとめ

7月下旬の現在ですが、オルトランによる害虫の駆除を行っています。おそらく葉の症状の進行は進むと考えられますが、虫の可能性は一旦なくなると考えています。

最悪のケースは胴切りを行い子株から育て直しになると思っています。せっかく友達からもらったアガベの子株をここまで大きくしてきたのでやっぱりショックですね。

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